啓発が漠然となり、著しく高度な意識段階と誤解され始めた一番の理由は時代の変化にあります。
過去の定義では「どうしたらこの苦しみに満ちた時代から離脱することができるか」という前提に立って考える人が多く、自分の欲は捨てやりたい事を抑え、半端な意識は価値がないと切り捨ててきたので、
後から生まれてきた人からみると啓発とは、特別で自分には無縁なものなのだと誤解してしまうのです。
今の時代、「著しく厳しい負荷は掛からないのだ」という前提に立てば、本物の啓発した意識でなくても十分、個々のライフスタイルにあった実用的な意識レベルがあるという事に気づきます。
使える意識を知り世の中に、価値ある人生を創造していくと、進化の兆しは自然と見えてくるはずです。