瞑想は「心」と「意識」を区別することができる活動です。
その体験をするために、心と意識の違いをハッキリさせておくと進みが早まります。
ただ在る意識を知る最大の価値は、「死」という概念から偏見や差別をなくせる事です。
心は「死」に対して、すかさず過去の印象から恐怖で応えてくれます。
しかし、ただ在る意識は「生・死」という概念を持ち合わせてはいません。
もしこの双方を認識した状態で生活することが出来れば、物事はもっと単純になっていきます。
瞑想は、心(相対)と意識(絶対)を同時に認識できる唯一無二のツールです。
相対と絶対を同時に認識していることを「双覚意識」といいます。
双覚意識に慣れ親しみ、生活に活用していくことが瞑想の本当の意味であり価値になります。
瞑想が浸透して、習慣化されていくと、あらゆる場面で自分らしさが、発露していきます。大切なポイントは、自分が自分らしく居て良い事を自分自身が容認できるようになっていくところです。それは、人生の目標を遂行していく中でとても大事なこと。